大証FXの特徴
大証FXは、つい先日できたばかりの新鋭の取引です。その為、現状ではまだ見送り、あるいは様子見という人がかなり多いのではないでしょうか。
実際、取引自体はくりっく365とそれほど変わらないので、勝手がわからないという人は少ないかと思いますが、その割にはまだ様子を見たいと考えている人が多いようです。
やはり、ある程度特徴というものを掴んでおかないと、この不景気の中いきなり手を出すリスクを背負うのはちょっと厳しいと思っている人がかなりいるのでしょう。
では、大証FXには一体どのような特徴があるのでしょうか。
この大証FXの特徴を大きく表すものとして、3本の柱があります。
その柱とは、「透明性、安全性、利便性」です。
透明性というのは、公平且つ誰にでもプロセスがわかるという部分ですね。
時間優先、価格優先といういわゆる「オークション形式」を取っており、これによって透明性が保たれています。
次に安全性ですが、こちらは証拠金預託に関して特に力が注がれています。
これまでの取引では、預託を実施していても、実際に100%証拠金が守られていたかというと、必ずしもそうとは言い切れないという悲しい現実がありました。
しかし、この大証FXにおいては、まず資格基準をしっかり設け、それをクリアしている業者にのみ預託されるようにしています。
最後に利便性ですが、税制優遇がなされている点がまず挙げられます。
一律20%という申告分離課税がなされており、繰越控除は最長3年の損失額までとなっています。
大証FXの透明性
ここからは、大証FXの特徴である3本柱について、より深く検証していきます。まず、透明性についてです。
この透明性の根拠となっているのが、「オークション方式」による取引です。
大証FXでは、原則「時間優先」「価格優先」のシステムが採用され、取引が行われるので、誰もが納得して取引が行えるようになっています。
この方式は、株式投資や日系225miniなどの先物取引と同じで、既に沢山の投資家にとっては馴染みのある方式なので、親しみやすく、慣れやすい方式と言えます。
また、大証FXの透明性を示す他の根拠としては、「マーケットメイカー制度」も挙げられます。
マーケットメイカー制度というのは、大阪証券取引所の指示を受けた銀行、あるいはその他のマーケットメイカーが、インターバンク市場における取引価格について反映した気配を継続的に提示するというものです。
そして、マーケットメイカーの注文も、特別優先されることはありません。
個人の注文と同じく、「時間優先」「価格優先」の「オークション方式」に則っています。
従って、誰に対しても平等、且つ開けた取引となっている事がわかるかと思います。
透明性の重要性は、取引を長期的に行う投資家にとっては非常に重要な事です。
取引は、市場、取引所への信頼なくしてあり得ません。
株式市場のように、特定の企業がインサイダーなどの不正取引を行うという事はFXにはないとはいえ、それでも透明性があるのとないのとでは大違いです。
大証FXの公平な取引
大証FXの特徴の一つである透明性は、そのまま取引にも現れています。大証FXでは、売り気配、買い気配がそれぞれ8本ずつあり、計16本の気配値が見る事のできる相場情報を使って取引ができるようになっています。
また、それぞれの値段の注文数量、あるいはインターバンク市場における実勢値の目安になるマーケットメイカーの売り買い注文の最良気配値などといった相場情報も公表されています。
要するに、透明性がしっかり守られているということですね。
この情報は、株式取引を行っている人にはおなじみなので、見やすいかと思います。
株式市場の注文を行う際、中央に株価がずらっと並び、その株価ごとに売り注文の数、買い注文の数が左右に並んでいますね。
それとほぼ同じ構成の情報が、大証FXでは表示されるのです。
それに加えて、マーケットメイカーの気配値もカッコ内に表記されるので、かなり見やすいかと思います。
要するに、その価格帯における一般注文の気配値、マーケットメイカーの気配値が並べて表示されているということです。
通常のFXでは、売り気配、買い気配は表示されていますが、マーケットメイカーの動きに関しては提供されていませんでした。
そこにこの情報が加わる事で、透明性がグッと増したということです。
一般注文の気配値というのも、大きな判断材料となる情報です。
とはいえ、これは素人と玄人とを交えた集合体であり、一つのきっかけで大きく動き出す、もろい岸壁のようなものともいえます。
マーケットメイカーの気配値は、玄人のみの固い壁なのです。
大証FXの安全性
つい先日、開設されたばかりの大証FX。当然、大きな注目の中でこの大証FXはそのテープを切ったわけですが、やはり最初の間は様子見の投資家が多いようです。
及び腰というのは言い過ぎかもしれませんが、実際、今の経済状況で新しいものだからと何も考えずにいきなり食いつく人は、かなり少数派かと思います。
慎重になる事は当然ですから。
そんな中で、一番慎重にならざるを得ない理由と言えば、安全性がどうなのか、という点がまだ不透明だからです。
大阪証券取引所の取引なので、万が一という事を考える必要もないのでしょうが、少なからず安全性についてはこれまでに色々問題がありました。
その点がしっかりケアされていなければ、大きな損に繋がりかねません。
当然、それは開設する側にとっても大きな課題であり、開設に当たってクリアして然るべき条件です。
大証FXの安全性は、特徴の3本柱の1本としてしっかり掲げられました。
まずその根拠として挙げられるのが、大証FXの取引参加者、演算参加者というのは、大証が定める財務内容、収益性などといった資格審査を通過している金融商品取引業者であるという点です。
要するに、しっかり審査をしているから大丈夫ですよ、ということですね。
もちろん、これだけでは何ら安全性の保障にはなりません。
審査が通ったといっても、その審査自体に問題があるかもしれませんし、うまく隠れ蓑を使っているかも知れません。
そこで、大証は取引所自ら証拠金を管理するという体制を整えました。
万が一、証拠金を預託していた業者が破綻した場合でも、大証が責任を持って返還する形になっているのです。